先生は少しだけ間をあけて 自分を落ち着かせるようにした 『櫻井、お前今日サボりだろ…?』 ギクッ… いざ気づかれると 返答に困りますな…。 「あ~頭痛い…ゴホッ…ゴホッ…」 あたしはそういいながら ベッドに寝転ぶ 『いかんなぁ…本当に俺に好かれたいならこういうのはダメだな』 「うっ…」 『反省は…?』 先生は先生らしく腕を組みながら言う 「…してる、明日からちゃんと行く」