嘘だった。
別に忙しくない。
最近は。
でも、したくなかった。
あの人が嫌なんじゃない。
ただ、誰ともしたくない。
プルルルル。
プルルルル。
夜になってずっと気にかかってる人に電話をかけた。
「はい。」
「あ、詩織ちゃん?俺。」
気になってた。
潤が言うみたいに好きとかそういうんじゃなくて、この記事を詩織ちゃんが見たらどう思うだろうって考えると、なんか、なんとも言えない気持ちになる。
「ごめん、バイト中?」
「これからです・・・」
「そっか、17時からとかじゃないんだね。」
「今日は人が足りなくて急遽入ったので・・・。」
「そっか・・・・・・あのさ。」
「はい・・・」

