好きすぎた、たぶん。



プルルルル。


プルルルル。



携帯から咲の番号を出して、電話をかけた。



「はい。」


「俺。」


「どしたの?」


「お前今日何時上がり?」


「予定では20時くらいかな。」


「そっか。その後会えるか。」


「え?うん。」


「俺今日オフで家にいるから、来て。」


「わかった。」



家に帰って、なんか色々考えながらギター触ってたら、あっという間に時間過ぎて咲が来た。



「どうしたの?めずらしいね、可威から呼んでくれるなんて。」



・・・やべ!!



色々考えてたくせに何て切り出すか考えてねぇ!!



・・・ま、いっか。