「すいません、今日は急に伺って。」
「ううん。」
「せっかくおうちにあがらせてもらったのに、すぐ帰るし。」
「もっと一緒にいたかった?」
「え!?」
「図星だ。」
「違いますよ!!」
めっちゃ照れながらそう言ってる詩織ちゃんの言葉を聞いて、俺は車を降りて助手席側から後部座席に移動した。
「え?」
「あとちょっとだけ、ここで話してる?」
「あ・・・はい・・・」
「じゃあ、お母さんに怒られちゃうから、あと5分ね。」
「はい・・・」
「あ、そうだ、こないだ。」
「はい?」
「文化祭の次の日、学校送ってったでしょ?」
「はい。」
「頑張れた?」
「え?」
「気、散んなかった?」
「・・・・・・!!」

