好きすぎた、たぶん。




♪~



聞きなれない携帯の着信音が部屋に響いた。



「あ、ごめんなさい、メールだ。」



詩織ちゃんがバックから携帯を取り出した。



「・・・あ・・・」


「ん?」


「ごめんなさい、私やっぱり帰ります・・・」


「お母さん?」


「はい、早く帰ってきなさいって。」


「そっか。送ってくよ。」


「あ、いえ!!」


「いいからいいから、夜道1人で歩いて帰らせるわけにはいかないよ。」


「・・・はい・・・すいません。」



車の鍵を持って、家を出た。



「せまっ!!」



駐車場に行くと、どこかの部屋の人の車がいつも隣に止まってんだけど、やけにその車が俺の車側に寄っていた。



いつもこんなことねぇのにな。