好きすぎた、たぶん。



「何で?」


「寝てたの、俺。」


「・・・誰かいるの?」


「いねぇよ。」


「・・・靴。」


「は?」



玄関を見ると、詩織ちゃんの靴があった。



うわ。



隠せばよかった。



何してんだ、俺。



「誰?」


「誰だっていいだろ、もうお前とは別れてんの、一緒にいる女くらいいんだよ。」


「あたしの知ってる人?」


「お前に関係ねぇ・・・おい!!」



入らせないように塞いでた手をすり抜けて、中に入られてしまった。



マジなんなんだよ、こいつ・・・