「ましてや忙しくなるから会えないなんてマメな連絡、するほど優しくもないでしょ?」
「だからちげぇって。」
夏実にチクチク言われながら、リハに戻った。
チクチク言われたことを全て否定してたけど、でも本当は全て当たってた。
女をスタジオ連れてくるなんて、100%なかった。
まぁあん時は仕方なかったんだけど。
飯作らせたりすることもなかった。
あんま俺んちのことされるの自体が好きじゃなくて。
こないだ洗濯してもらったり、掃除してもらったのも、普段なら絶対やらせない。
リーの散歩も。
まぁ動物飼ったことねぇから、それは初めてで当たり前だけど。
咲と付き合ってた頃も、それ以外の誰と付き合ってた時も、誰にも会えなくなるからなんて連絡してない。
口では否定しながらも、自分の中にどんどん疑問が生まれていってた。

