好きすぎた、たぶん。



「それだけ?」


「え?」


「いつも俺がしてるの、こういうチューだっけ?」


「・・・・・・!!」



タコ以上に顔が真っ赤になった。



ハハ、かわいいなぁ。



反応がまんまで。



「ハハ、真っ赤すぎ。」


「だって・・・」


「でも詩織ちゃんからもしてほしかったんだよなぁ・・・」


「でも・・・」


「嫌?」



そう言いながら布団の中で詩織ちゃんの手を握った。