「キスしたい?」
「え!?」
「よくドラマで観覧車の中でキスしてるじゃん。」
「・・・そう・・・ですけど・・・」
「する?」
恥ずかしいのか俯いた詩織ちゃんの顔を覗き込んで聞くと、やっぱり夕焼けのせいではなくマジですげぇ赤くなってた。
「嘘嘘。冗談。そんな照れないで。こっちが照れるよ。」
「・・・可威さんが照れさせるんじゃないですか・・・」
「さすがにここじゃ出来ないよ。まぁあんまり客いないけど、一応俺テレビ出る人だからね。」
「そうですよ・・・」
「別にいいんだけどさ、俺はキスしてるとこ見られたって。でもさすがに外でチューまでしちゃうとマネージャーがうるせぇから。」
観覧車から降りて、土産物屋に寄った。

