好きすぎた、たぶん。



「んー、モジるっつーかさ。詩織のしと、可威のかとか。」


「え、しか?」


「・・・そもそも動物が違ってるね。」


「あ、じゃあリーは?」


「リー?」


「はい!!詩織のりと可威のいで。」


「あー、いいよ、それで。」


「え、そんな簡単に?」


「うん。いいよ、決まり。リーね。」



案外あっさり決まった。



いや、意外とかかったからあっさりでもないか。



でも、とりあえずリー。



可愛い可愛い。



たぶん。