「これ。」
戻ってきた京子さんは、京子さんの会社のロゴが印刷されてる紙袋を差し出してきた。
「何?」
「見てみて?」
中を見ると、男物の下着が数枚入っていた。
「どしたの、これ。」
「今度ね、うちの会社で男性用下着を出そうってことになってるの。まだ発売は全然先だけど。それの試作品なの。履いてみてくれないかな?」
「あぁ、そうなんだ。いいよ、くれんの?」
「うん、もちろん。」
「ありがと。履くよ。」
「よかった。何か感想とかあったら言って?」
「わかった。っつってもパンツの感想ってムズ。」
「だと思うけど。」
「でもなるべく感想言えるようにするよ、ありがと。洗濯とか毎日出来てないから、パンツ増えてよかった。」

