「夏実?」 でも夏実は何も言わずただ抱きついたまま。 「・・・おめぇが泣くなよ。」 「・・・だって・・・」 「俺が泣きてぇ気分だっつーの。」 「・・・ごめん・・・」 夏実の涙が止まらなくて、しばらく夏実を抱きしめたまま頭を撫でていた。 潤は夏実がいるから俺には何も言わなかったけど、何も言わずに拳を合わせた。 メンバーも、スタッフさんも、みんな喜んでくれてた。 俺の曲が1位を取れたことで、こんなにも喜んでくれた。 俺は1位を取れたことと同じくらい、それが嬉しかった。