「これは私の我儘かもしれないですけど、でも雑誌に出てるKAIも、歌ってるKAIも、可威さんには変わりない。だったら、音楽とは関係のない仕事をしてることって苦かもしれないけど、ファンにとってはいろんな場所でKAIが見れるのは嬉しいです。」
「・・・そう・・・かな。」
「NUTSの曲が好き、KAIが好き、そう思ったらもっともっと見たいです。全員が全員そうかはわからないけど、でも、NUTSを好きな人もKAIを好きな人も、全部が好きなんだと思います。雑誌を見てKAIさんの容姿が好きでも、でも絶対に曲聴いてます。KAIさんが作るNUTSの曲はそんな力が絶対あります。」
「・・・ありがとう。」
詩織ちゃんは顔は見えないけど、一生懸命俺に思いを伝えようとしてくれてるのがわかった。
こんなにも嬉しい言葉はなかった。

