「別に・・・そうじゃないよ。」 「そう。作ってるよ。6位にならないように作るから、ちょっと待っててよ。」 「うん・・・ごめん。」 「じゃあ、それだけなら切るぞ。」 電話を切って、無意識にため息が出た。 作ってるよって、作ってないよ。 作れねぇよ。 何も思い浮かばねぇよ。 「・・・おはようございます・・・」 詩織ちゃんがそう言ってリビングに入ってきた。 「あぁ、おはよう。ごめんな、あんなとこで寝させて。」 「いえ・・・」 「どうする?何か飯食う?昨日、あのまんまだったね。」