好きすぎた、たぶん。




夢ってさ


響きは何かよくてさ


青春っぽいじゃん




その夢がないと


寂しい人のように


感じられたりさ




夢ってもの自体が


輝かしいものに


思われてるじゃん




でもさ


夢を追う為には


何かを捨てなきゃ


いけないんだね












「可威。」


「ん?」



事務所からスタジオに向かう間、移動車内で夏実と2人になった。