好きすぎた、たぶん。



「うん。だから嬉しいよ、久しぶりにこういうの食べれて。ありがとう。」


「はい。」


「また作ってね。」


「はい!!私でよければ。」



俺も京子さんと似たようなこと言ってんな。



「終わった。」


「すいません、洗ってもらっちゃって。」


「全然だよ、作ってもらったんだから。ってか詩織ちゃん、時間平気?」


「あ、はい。連絡したので。」


「そう。」



この後、ソファに座って何でもない話をしながら、テレビを見てた。



「あ。」



俺が煙草に火を点けてる最中に詩織ちゃんがテレビに向かってそう言った。



「ん?」



俺も無意識に顔を上げると、さっき生放送で歌った新曲のCMが流れた。



CMっつってもPVの一部だけどね。