「待ってるよ。」
「え?」
「外で待ってる。もう22時になるし。」
「あ、は、はい・・・。」
店の外に出て車に乗りこむと、もう22時になっていた。
俺が煙草を1本吸い終えたくらいで、詩織ちゃんが出てきた。
「お疲れ様。」
「はい。」
「どこ行こっか。どこでも行けるとは言えないんだけど。」
「可威さんが行けるとこで大丈夫です。」
「そんなこと言ったら俺んちになるよ。」
「・・・・・・」
「いいの?」
「・・・・・・」
真っ赤になってる詩織ちゃんを見て、また自分が高校生と一緒にいることを思い出した。

