好きすぎた、たぶん。



「今が信じられなかったら、電話してきていいよ。いつでも出れるとは言えないけど、出れる時は出るようにするから。」


「・・・いいんですか?」


「いいよ。メールの方がよかった?」


「・・・いえ・・・・・・」


「メールだったら俺も同じメーカーだし、ショートメールで送って。アドレス覚えてないし、今俺の携帯あっちにあって取り行くのめんどくさいから、今度教えるよ。」


「ありがとうございます!!」



この後他愛もない話をしながら俺んちで過ごして、また自分の車で仕事場に向かいながら詩織ちゃんを送って行った。



詩織ちゃんを車から降ろしてから仕事場に向かう間、なんとも言えない気分になった。



昨夜の俺の行動は、全くの意味不明で。