幼なじみ



「涼ーごはん♪」
優衣のはしゃぎっぷりは相変わらず。
「涼ー浴衣♪」
「はいはい、Sサイズね」
俺は優衣の世話係か...。




「あたし浴衣似合わない...?」
は?んなわけねーじゃん。
優衣は何でも似合うし。
ってかむしろ可愛い?
いや可愛すぎ。



って俺のおバカッぷりはこの辺で隠そう。
「優衣、ご飯行くぞー」
「ふぁーい!」
なんか備え付けのお菓子ほおばってますけど...



「あれ?ユイと涼?!」
「「ん?」」
「超ファンです!」
なんか、俺有名人??




「なんか涼モテモテ...」
「優衣には負けるけどな」
「そんなことないよ」
あるある、大あり。
優衣には勝てないって...また言っちゃった。




「優衣、早く行かなきゃ。雅兄怒るぞ」
「あ、うん」
またまた優衣の手を引いて歩く。
あぁぁぁ...マジ俺ら恋人みてぇ。




何て甘い妄想をしているうちにレストランについた。
「涼、バイキングだよ♪」
「はいはい、いっぱい食べようね」
優衣の目はケーキにくぎ付。
俺ケーキになりてぇ。



って俺きも...。