「楽しかったねー」 千夏も優衣も満足そうだ。 「今度遊園地いっこか♪」 何とも優衣らしい提案。 「いいね‼」 「じゃあまたね♪」 千夏を家まで送る翔。 同じ方向の俺と優衣。 「涼、またあそぼうね♪」 終始テンションが高かった優衣。 こうして俺達の高校生活が幕をあけた。 優衣がずたずたに傷ついて... 俺の心がボロボロになるなんて。 誰が予想しただろう? どんなにつらい時でも... 優衣が好きだって...忘れたことはなかったよ。