「涼、大丈夫か?らしくないぞ」
「はい...マジ切り替えるんで...すいません」
仕事は仕事...
仕事は仕事...
仕事は仕事!!
「おまたせしました!すいませんっ」
「涼、大丈夫かー?疲れてんじゃねーの?」
「そうかもっすね...一応学生なんで勉強もしてんすよー」
スタジオに笑いが起こった。
よし、いける...。
がんばれ俺!!
「リオ、ごめんね?ちょっと調子悪かったみたい」
「あ、うん。大丈夫ですか?」
「うん。ありがと」
「じゃ再開ー!」
やっとの思いで終えた撮影。
コーヒーのみながら監督と話してる蓮さん。
「やっべ...待たせてた」
「あー蓮さんだ!出番待ちすることもあるんですねー」
気軽に話しかけてるあほリオ。
「どういう意味?」
「いつも予定いっぱいで、ぎりぎりに来るイメージありますぅ」
「あ、そ。涼、こいつ誰?」
「リオです」
蓮さんの機嫌悪い確立100パーセント。
「ふーん。新人?」
「ひどいですねー。今2位なんですよ?」
「お前でユイの次なんだ。一生1位になれねーな。」
そのとおりっすよ蓮さん。

