『ねぇ?祐希? 私、バイトと言うか 家族のため働きたいの。』 戸惑う祐希。 『え…………――?じゃあ 高校は???』 『だから祐希のメイドになる。 私は祐希のメイドになりたい』 『はぁぁぁぁぁ!??』 駄目なのかな……――?? 真剣な眼差しで祐希をみる。 『わかったよ。』 メイドになりたいって 言ったのだから、 もうひとつ私のわがままを きいてもらいたい。 『それと…………――私。』