歩は思いっきり床に尻餅をついた。 「…っ!!」 足が変なふうに床についてしまい、痛みが身体を襲う。 真山は歩を上から睨み付けた。 「アホらしいこと抜かしてんじゃないわよ!!所詮あんたなんてクズじゃない。クズがわがまま言ってんじゃないわよ?!あんたがそういうこと言うから痛い目に合うんだよ!!」 間山はそう言い放つと佐々田と高橋とその場から立ち去った。 歩に正論を言われて逃げたのだろう。