「悩みがあるなら皆に相談しろよ。誰も迷惑なんて思わねーから」 そう言って有吾くんはいつもの場所に座った。 「うん!」 凄く嬉しかった。 有吾くんとはあんまり話さないんだけど、そんな風に思っていてくれたんだ。 「有吾~!お前かっこいいこと言い過ぎだろ」 「ほ~んと!私にもそういう言葉かけてほしかったなぁ」 すかさず大貴くんと歩ちゃんがが有吾くんを冷やかしに行った。 「お前らには悩みなんてないだろ」