-----------------… --------------… 「ん~…」 「何、唸ってんの?恋美」 和香ちゃんが私の顔を覗きこんだ。 「えっ?」 「箸止まってる」 あ…、今お昼ごはんだった。 「もしかしてバンドのこと?」 「うん…」 私は、なかなか成果が出ないことを話した。 「う~ん…、恋美の苦手意識は強いからなかなか直らないんじゃない?」