切なくて…でも、どこか温かい曲だった。 「やっぱり間違いじゃなかった」 急に後ろから声が聞こえてバッと振り返った。 そこにいたのは… 「城戸…くん」 屋上の入口には城戸くんが立っていた。 いつからいたの…? てか、また城戸くんに聞かれちゃった…// 私は反射的に赤くなった。 「確かに洋介がスカウトするだけあるね」 「れみっち。すっげぇーよかったぜ!」