「あぁ…!」 俺は洋介達が出て行った舞台袖を見つめた。 もちろん本気で好きだった。 ずっと傍にいたかった。 でも・・・・ 「俺の気持ちが通じるより れみっちには幸せになってほしいから」 俺は、れみっちの笑顔が見れれば満足だから。 だから俺は、この気持ちを諦める。 「大貴…」 「だいたいさ!あの2人じれったすぎなんだよ。お互い気付かなくてさ」 本当はずっとわかっていた。