『えっと… BONDのライブを聞いてありがとうございます! あの・・・最初BONDに入ったとき不安だらけでした。 自分が歌ってもいいのかなって… でも、今はこうやって歌えて凄く楽しかったです。 今日はありがとうございました。 私は…とても幸せです!』 ニコッと笑う。 私は本当に幸せ・・・ こうやって、みんなが喜んでくれている。 「―――洋介」 大貴くんは自分のマイクの電源を切って城戸くんの名前を呼んだ。