歩ちゃんは私の顔をじっーと見ると有吾くんに言い残して いきなり私の手を引っ張った。 「あっ、歩ちゃん!?」 もうすぐ出番なのに… 歩ちゃんは無言のまま どこかの空き部屋に入ってイスに私を座らして歩ちゃんは私の前にしゃがんだ。 「あ…歩ちゃん?」 「恋美、今なに思ってるか言ってごらん」 さっきとは打って変わって歩ちゃんは真剣な顔をしていた。 “ドキッ”っと胸が鳴る。