私はただその光景を見ているしか出来なかった。 「一体何が…」 城戸くんたちは何もしていない。 一瞬、何が起こったかわからない。 「--女の子1人襲うなんて…最低な根性ね」 涼しい声が城戸くん達の後ろから聞こえた。 「あっ、歩ちゃん!?」 よく見たら歩ちゃんと有吾くんが立っていた。 歩ちゃんは冷たい目で男達を見下げている。 「歩…ちゃん?」 恐る恐る声をかけてみると歩ちゃんの顔がパッと上がった。