教室の中から2人の男の子の声が聞こえた。 「わりー。少し迎えに行っててさ。ほら」 城戸くんは私の背中を押した。 「わっ」 私はそのはずみで教室に入ってしまった。 中には2人の男の子と1人の女の子がいた。 みんなが私を見ている。 恥ずかしいよ~// キュっと目をつぶってしまった。 「あー!もしかして洋介が言っていた女の子?!すごく可愛い~!」 女の子は私の手をギュッと握った。