そう言いながら和香ちゃんは校舎に入って行った。 和香ちゃんは何が言いたかったんだろう? ますます?が増える。 でも今は―― 私は未だにしゃがんでいる城戸くんに視線を落とした。 「城戸くん…大丈夫?」 私はしゃがんで城戸くんの顔を覗きこんだ。 さっきから動かないけど… 「あ~…大丈夫」 叩かれたところをさすりながら城戸くんは顔をあげた。 「ったく…歩のやつ…」