大貴くんが涙目になりながら歩ちゃんを見上げた。 「それはこっちのセリフ! 朝からこんなとこで揉めてたら他の人の邪魔になるでしょ!」 フンッと歩ちゃんは怒った。 有吾くんは慣れっこなのか、ただその光景を見ているだけ。 「今は仲間割れしてる場合じゃないの!授業、始まるし行くよ」 そのまま歩ちゃんは大貴くんをズルズルと連れて行った。 有吾くんは2人の後について行く。 あっという間に雰囲気が変わった。