大貴くんはそれでも離れない。 てか余計に抱き寄せられた。 「だ、大貴くんっ//」 人前で恥ずかしいよ~! 「……恋美が迷惑がってんだろ」 不機嫌な顔になった城戸くんがそう言って私と大貴くんを引き離した。 とりあえずホッと安心したのもつかの間… 一気に大貴くんも不機嫌な顔になってしまった。 「邪魔すんなよ…洋介」 「大貴のほうが邪魔。朝から迷惑」 大貴くんと城戸くんは互いに睨みあっている。