「えっ?」 私、そんな顔してた? 「どうせ恋美のことだからプレッシャーとか感じて眠れなかったんじゃねーの」 ギクッ! 図星だ…ι そんなに私ってわかりやすいかなぁ? 「なんとなくわかる。恋美わかりやすから」 そう言いながら城戸くんの手が伸びてきてポンッと私の頭の上にのせた。 「一回、倒れたんだし気をつけろよ」 城戸くんは優しく微笑んでくれた。 「うん…」