「ほら。大貴たちが待ってるからいくぞ」 城戸くんは私から離れて前にいる大貴くん達の元に行った。 今のは…なんだったんだろ… 私は少しフワフワした感じを残したままみんなのところまで行った。 離れていたから私は気付かなかった。 私と城戸くんのやり取りを大貴くんが少し眉間にシワを寄せて見ていたことを。 今回の3泊4日の夏合宿。 なにやら一波乱がありそうだ。