幸せのQuintet



すると歩ちゃんはフフッと笑って私の耳元に近づいてきた。



なんだろう?



「あのね……実は私が恋美と話したのは洋介に頼まれたからなの♪」


「えっ…?」



城戸くんが…?



歩ちゃんは満足そうに頷いた。



「洋介、恋美が休んだ日すごく心配してたんだよ。
で、昨日恋美が席外したときに『話聞いてやってほしい』って頼まれたんだ」



そうだったんだ…。城戸くんが…



「洋介は大貴みたいにストレートに言わないから気付いてあげたら?」