幸せのQuintet



「ごめんね…恋美」



謝ってくる和香ちゃんに私は何も言えなかった。


和香ちゃんの声が震えてる…



「私、あんなひどいこと言ってごめんね。本当はそんなこと思っていないんだよ!

恋美がバンド始めて…どんどん私から離れて行く気がして正直寂しかったの…」




知らなかった…


和香ちゃんがそんな気持ち抱えていたなんて。



和香ちゃんの話を聞いているうちに私の涙は止まっていた。



私は和香ちゃんの背中に手を回した。