そして今日、和香ちゃんにここに来てもらった。
恥ずかしいけど…
もし、このまま和香ちゃんとの関係が終わるなら…せめて
「ありがとう」って伝えたい。
「和香ちゃん。1曲しかないしまだ完成してなけど聞いてほしいの」
そう言うと和香は頷いてくれた。
「よっしゃ!いくぜ!」
大貴くんが勢いよくスティックは叩いた。
「♪―――♪――」
そして城戸くん、有吾くん、歩ちゃんの音が聞こえる。
すごく緊張する。
苦手を克服したとはいえ和香ちゃんの目の前で歌うのは初めてだから…
でも勇気を振り絞って…
「♪~♪~~」
私は歌いだした。
まだ上手く歌えないけど…



