それは、やられた時に、何となくわかりました……。
「……」
「……」
何を話せばいいのかわからなく、車内を沈黙が包んだ。
「着いたよ」
車で送ってもらったため、すぐに着いてしまった。
「ありがとうございます」
あたしは、車から降りると、響さんに挨拶をして、ラピスラズリに向かおうとした。
聞きたい事はある。
でも、少し怖い。
パワーストーンを売ってる従業員が、陰で人を何かしようとしていたのだ。
響さんに至っては、確実に男性をしとめていたし。
ラピスラズリで働いて、一ヶ月近くになるけど、あたしの知らない顔をもってるのだ。
ラピスラズリで見せる顔は、偽りの顔なのかもしれない。
それに、ラピスラズリの時は、お互い名前で呼んでるのに、さっきは違った。
ジャックとかキングとか。
まるで、トランプの名前だよ。
この人達と関わってていいのかな。
あの3人だけが何かやってるのかな……。
ラピスラズリの皆だったら……?
もし、もし何かの犯罪グループだったら?
ラピスラズリは仮の姿で、ホントは何か犯罪グループって。
そういう映画とか、よくあるよね。
あたしは、響さんに背を向け、立ち止まったまま動けなかった。
「藍ちゃん」
進まないあたしに、響さんが声を掛けてきた。
ゴクッ!
生唾を飲み込むと、ゆっくり振り向いた。
響さんを見ると、少し悲しそうな顔をしていた。
……やっぱり。
やっぱり、よくない事してるんだ。
「藍ちゃんが聞きたければ話すよ。藍ちゃんが知りたいこと全部。君には嘘をつきたくないんだ」
そういってビルの階段を上っていった。
2階?
お客さんがいるから、倉庫で話すのか。
あたしは、響さんの後を追うように、外ビルの階段を上がった。
2階に上がり、左側の倉庫の部屋へ行こうとした。
「藍ちゃん、こっちだよ」
響さんが勧めたドアは、あたしが気になっていた右側の部屋だった。
響さんはドアを開け、あたしを見つめていた。
アダルトショップだと言われた部屋である。
「……」
「……」
何を話せばいいのかわからなく、車内を沈黙が包んだ。
「着いたよ」
車で送ってもらったため、すぐに着いてしまった。
「ありがとうございます」
あたしは、車から降りると、響さんに挨拶をして、ラピスラズリに向かおうとした。
聞きたい事はある。
でも、少し怖い。
パワーストーンを売ってる従業員が、陰で人を何かしようとしていたのだ。
響さんに至っては、確実に男性をしとめていたし。
ラピスラズリで働いて、一ヶ月近くになるけど、あたしの知らない顔をもってるのだ。
ラピスラズリで見せる顔は、偽りの顔なのかもしれない。
それに、ラピスラズリの時は、お互い名前で呼んでるのに、さっきは違った。
ジャックとかキングとか。
まるで、トランプの名前だよ。
この人達と関わってていいのかな。
あの3人だけが何かやってるのかな……。
ラピスラズリの皆だったら……?
もし、もし何かの犯罪グループだったら?
ラピスラズリは仮の姿で、ホントは何か犯罪グループって。
そういう映画とか、よくあるよね。
あたしは、響さんに背を向け、立ち止まったまま動けなかった。
「藍ちゃん」
進まないあたしに、響さんが声を掛けてきた。
ゴクッ!
生唾を飲み込むと、ゆっくり振り向いた。
響さんを見ると、少し悲しそうな顔をしていた。
……やっぱり。
やっぱり、よくない事してるんだ。
「藍ちゃんが聞きたければ話すよ。藍ちゃんが知りたいこと全部。君には嘘をつきたくないんだ」
そういってビルの階段を上っていった。
2階?
お客さんがいるから、倉庫で話すのか。
あたしは、響さんの後を追うように、外ビルの階段を上がった。
2階に上がり、左側の倉庫の部屋へ行こうとした。
「藍ちゃん、こっちだよ」
響さんが勧めたドアは、あたしが気になっていた右側の部屋だった。
響さんはドアを開け、あたしを見つめていた。
アダルトショップだと言われた部屋である。

