朝学活の始まりを 知らせるチャイムが鳴った。 他のクラスにいる人も、 廊下で喋ってる人も、 みんな一度 席につかなければいけない。 冴梨は3組で、 私と紫乃は2組だ。 「あ、席着かなきゃ。 じゃ、またねー☆」 冴梨はそう言い残して 教室をあとにした。 私も自分の席についた。