一樹 side 「ごめん。待った」 俺は夕菜の方へ走りながら言った。 その瞬間、チャラそうな外見の2人組みが 夕菜に向かって 「ねぇ、君、1人? よかったら遊ばない?」 と声をかけた。 「あの、その子、俺のつれなんすよね」 俺が頑張って笑顔を作りながら言うと 「ちぇ、男いんのかよ」 チャラ1(只今、命名)が言った。 そして、チャラ2が 「けど、こんな男なら俺等の方がかっこいいと思わない?」 と言ってきた。