しばらく泣かせてみた



ママの泣き声は大きなスーパーか何かの店で




迷子になった小さな子供のようだった










≪誰か助けて、私を哀れんで≫






そう言ってるみたいだった




大丈夫よママ、良太は哀れんでる











私は何とも思ってないけれど












泣かないでよ



貴女の声が頭に沁みついて今夜は眠れなくなってしまうじゃない











痛い女ね