りなが一生懸命ビーチボールを膨らませていると、
「俺がやってやるよ。」
と言って祐がりなの手からビーチボールを取る。

「ありがと♪」

そんな熱~い2人を見たゆきなと圭は冷やかし始める。

「りな愛されてるね~」

「祐、お前カッコいいよ~」

でも2人は特に気にしてないらしく、まだそこは異様な熱気を発していた。

「なぁゆきな。あいつらラブラブしてるから俺等もラブラブしよっか。」

そう言って笑う圭の目は…妖しく光っている。