次の日ゆきなの携帯が鳴った。

相手はりな。

「もしもし?ゆきな?」

「うん。どうしたの?」

「今から駅前のカフェに来れる?」

「行けるよーっ」

「じゃあ待ってるね」

「了解。じゃあ後でね」

短い会話をして電話を切る。

そしてゆきなは自転車に跨り約束の場所へと向かった。