紙ヒコーキ~君に届け


彼女はある店の前で止まった。


「どした?」


「この店に入ろ?」

美幸の言う店は
女性専門の水着店

もう夏だしな


「はぁ?や、俺男だし」


「ごめん…嫌ならいいよ。次行こ」


俯きながら歩いて行く美幸

そんな彼女の姿を見て俺は辛くなった。

「えっ?」


気がつくと俺は美幸の腕を掴んでいた。

「どうしたの?」


「え、あ…あの店に行きたいんだろ?は、早く行くぞっ」


掴んでいる腕を引き店に向かう。


「えっちょっとっ!」


店の中はやはり女用の水着しか無かった。

恥ずかしい!
早く出たい

しかし本人はウキウキで楽しんでいる

周りの視線が痛い…