秘密の部屋で



と、さっきからお肉ばかりお皿にいれてくれる。



「亜緒ちゃん、小さいからな」



修也の笑う姿は、やっぱりどこか大人だ。



本当にタメなのかってぐらい。




「昔はよくこの店に来たもんだ。な?二人とも」




「え・・・じゃあ、修也も暴走族だったの?」




「あぁ。こいつらの代の幹部やってた」




あー・・・



そういう関係なのか。




ふと良平の方を見てみると、



「な・・・なんでやねん・・・」



手に持っていたお箸を今にも落としそうになって、固まっていた。