なんでコイツが・・・!?


「腹減ったわ~」


場違いな関西弁。


うわっ!?


やっぱり良平-・・・


最悪なパターン・・・

 
タイミング悪すぎでしょ・・・

合コンしてるとこ見られたくない・・・


見たことのない制服の奴等と喋っている良平から、顔を隠す。



「あれ良平君じゃないの?」


「うん・・・」


幸い、今日はマヤがいつもより少し濃い化粧をしてくれていた。



気づかれませんように・・・



気づかれませんように・・・



心の中で、呟く。