「優太には聞いてないっ!美波に聞いてるのっ!それに、優太はそんなことするはずないっ!」

「・・・麻美ごめんね。本当は、優太のこと誘ったのあたしなんだ。」

「美波っ!?」

「いいよ。優太。もう、全部本当のことを言おう!?」

「・・・分かった。」

「本当はね、優太は、あたしのことを好きぢゃなかった。でも、あたしは諦めなかったから、優太に告白したんだ。もちろん振られたよ?俺には、大事な彼女がいるからって。でも、あたしは、それでもあきらめられなくて・・・。だってもし、町で見かけたときに、あたしが告ってたら、付き合ってたかもしれないんだよ!?そう思ったら、諦められなかった。だから言ったんだ・・・。あたし。」

「・・・優太に、一生のお願い。あたしと、1回だけヤって?って。もしそれで、1つになっても、優太の心が麻美のところにあるんだったら、諦めるし、心残りはないから。って。はじめは、優太の家でヤる予定だった。でも、優太が、麻美以外の子を家に入れたくないっていったから。だから、ホテルに行ったんだ。でも、あたしたちは、高校生だから。もちろん、ホテルには入っていない。だから、何もしてないよ。」

「待って・・・?ねぇ、美波。隆紘さんは??好きなんぢゃないの?」

「みんなには、好きって言ってたけど、本当は好きぢゃなかった。だから、別れたよ。」

「そうなんだ…。」

麻美に、全部本当のことを言った。

なんて言うかな?

やっぱ、嫌われちゃったよね・・・。