庭に出て、ベンチを見る。 すると、こちらを見て笑っていた。 「天使…?」 青い瞳。白い服。淡い笑顔。 「君、リンちゃんだよね?」 「え…あ、はい。」 「僕はソラ。よろしくね?」 「あ、よろしく!隣、いい?」 「どうぞ。」 出会いはあまりにも突然だった。 そして、あまりにも美しい、でも悲しげな瞳に恋をした。 でも、お互い別れが怖かったんだ…。